発電温度が800℃付近であるSOFCは、普段電気炉の中に設置されており、発電中のSOFC状態を観測することはできません。
我々は、独自に発電中のSOFCを観測できる可視化評価設備を準備し、発電中のSOFC状態を観測することに成功しました。
我々が取り扱っているスタックの耐久性を確認するため、SOFCスタックの時間経過による電圧推移を確認しております。
800hrまでは電圧低下が0.1%未満であり、1万時間以上使用しても、電圧低下は1%未満と推定されます。
SOFCの発電効率に寄与するセルとのインターコネクタの接触抵抗を限りなく低くするために、新しい集電材の開発等を実施しており、SOFCスタックに最適な、集電材・ペースト塗工を利用しております。